【必読!】実家の片付けを行う基本的な重要ポイントを解説
こんにちは!
不用品回収・片付け・整理業 長野県松本市 ホームサービス松本店です。
毎日暑い日が続いていますが、日頃より弊社に片付け依頼をして頂き誠にありがとうございます。
実家の片付けをしたいけど、両親が使っていた家財道具が多すぎて何から始めていいのか判らない・・・ズルズル引きずってしまい、いつまで経っても片付けが進まない。
そもそも何を最初にすればいいか判らないということもございますよね!?
今回は、長野県松本市で実家や空き家の片付け業15年以上の私たちが、「実家の片付けを行う際の重要ポイント」をわかりやすく解説します。
また、長野県の空き家事情も調べてみましたので、冒頭でご紹介いたします。
この記事を読んで頂けますと、「実家の片付けで基本的にやるべきこと」を理解することができます。
実家の片付けを長年引きずっていた方の手助けになれば幸いです。
◆ 長野県は空き家率が全国3番目に多い!
総務省統計によりますと、日本の空き家数846万戸と空き家率13.6%はいずれも過去最高を更新。
長野県の空き家率は19.5%で、山梨県、和歌山県についで全国で3番目に高い状況です。
別荘以外でも、都市部、農村部ともに「空き家」が多く見受けらるデーターが発表されています。
※出典:総務省統計局「平成 30 年住宅・土地統計調査 P2」より
2018年における空き家の戸数は849万戸あり、全住宅のうち13.6%を占めています。
空き家が増える理由
- 少子高齢化と人口減少による需要と供給のバランスの悪化
- 空き家の解体に掛かる経済的負担、解体しても更地になると税率が上がる
- 建物の老朽化や維持管理・メンテナンス不足 ※空き家が劣化したり庭木や雑草が繁茂したりする問題が発生します
- 所有者の不在
「所有者の不在」については、親が介護施設に入所したあと、子供のさまざまな事情で家の管理が滞ってしまうケースが多いです。
特にこのケースは、高齢化が進むにつれて件数が増していくと考えられるため、将来どこの家庭でも起こりうる問題であると言えます。
弊社で行った実家片付け現場の一例
弊社で行った実家片付け作業の様子
◆ 約7割の方が実家の片付けの必要性を感じています
実家の片付けが出来ていない理由を確認した結果、
- 実家から遠方に住んでいて帰省する時間がない
- 家財品が多くどこから手を付けたらいいのか分からない
- 趣味で集めたものや思い出のものが捨てられない
を多く方が回答されました。
日本では年々少子高齢化が加速し、さまざまな事情による実家の片付けの遅れから、空き家問題に発展し社会問題になっています。
私たちの地元松本市でも、空き家問題を実感するケースがございます。
過去のご依頼事例ですが・・・
お仏壇の魂抜きのご依頼を頂き、現地に行ってみたところ、ご実家はすでに空き家で、お仏壇を処分しないと実家の売却が出来ないというケースがございました。
また、実家におひとりで住まれていた親御さんが認知症を患い、ひとりで住めなくなったので、介護施設に入所。
引越しと実家の片付けと家財品の処分をお願いしたいというご依頼もございます。
◆ 最初にやるべきこと!まずは目標と計画を立てましょう
実家の片付けを始める前に、一歩ずつ進められるようにまずは考えてみましょう。
でもひとりで考えるのはとても大変なこと。
家族が一緒になって目標を立てることをおすすめします。
●最初に大切なのは、なぜ実家を片付ける必要があるのか?
ご家庭ごとに理由は様々ですが、
- これ以上放置しておくと、モノの処分が大変になるから
- 家が散らかっていると家に兄弟・親戚が集まらなくなってしまうから
- モノが多いと怪我のリスクがあるから
- 何がどこにあるのか分からなくなってしまうから
などの理由が考えられます。
これらのリスクは、しっかりと片付けをすることで解消されるケースが多いです。
また、誰も住んでいない実家のケースの場合は、
- 親が介護施設などに入所して、しばらく誰も住まないから
- 実家を売却したいので、庭も含めて家財道具をすべて処分する必要がある
などが、実家の片付けをおこなう理由の多くを占めています。
まずは、ご家族みなさんで「なぜ実家を片付ける必要があるか?片付けないといけない理由は何か?」を考えてみてください。
●次に具体的な目標、いつからやるのか?誰がやるのか?を計画してください
お部屋が沢山ある場合は、
「どの部屋から始めるか? その部屋をどのように整理したいか、整理後にどのような用途で使うのか」
を考えてみましょう。
これによって、どこから手を付ければいいかがわかりやすくなります。
これは自分で片付けを行う場合でも、自分達ではムリなので片付け業者にお願いする場合でも、考える必要があります。
あと大切なことですが、
売却など期限が決められている場合や賃貸など、他人に貸す場合を除き、一度にやる必要はございません。
部屋数や家財道具の量にもよりますが、特にご自分でされる場合、一度にやると気が滅入ってしまい長続きしないケースがあります。
例えば、「年5回に分けて一年以内に終わらせる」など、長いスパンで計画されてみてください。
実家の片付けを始める前に、片付けのメリットを考えるのもおすすめです。
「両親のケガのリスクを避けたい」「以前みたいに親戚・兄弟が集まる実家にしたい」なども素晴らしいメリット!
また家全体のモノが整っていると気持ちもスッキリし、ストレスが軽減され自分や家族の大切なものに囲まれて暮らすことは、気持ちのいい生活をもたらします。
●実家の片付けは、家族が気持ちを共有すれば始めることができるものです
特にご両親が元気なうちに少しずつ進めていけば、生前整理も兼ねて「いるもの・いらないもの」の区別を行い、親子で思い出話もしながら進めることができます。
繰り返しますが自分で片付ける場合、大切なのは「一度に行わず焦らず取り組む」ことです。
片付けするモノが大量にある場合、焦って一度にやっても気が持ちませんので、計画を立てコツコツ行われてください。
◆ 処分か?保管か?・分類と片付け場所の優先順位
長年住まれた実家には、住んだ時間だけの家財道具がたくさんございます。
- 何十年も使っていないもの
- いつか使うかもと大切に保管しているもの
- 捨てるつもりが「あったことすら忘れている物」 などなど
親御さんが元気な場合は「いる・いらない」を確認しながら一緒に片付けを行ってください。
しかし高齢者の方々は「もったいない」という理由でものを溜め込んでしまう世代でもあります。
長年使われていなくても、それが親御さんにとって思い入れがあった場合は処分を拒まれることが多いです。
親御さんが元気な時に行う「実家の片付け」は、思い入れや執着心を時間を掛け、少しずつ手放しながら進めていく長期的な片付けと理解していただくことも大切です。
次に家財品の整理を始める前に、どの部屋を片付けるのか、どのような状態にしたいのかといった具体的な目標を決めましょう。
これによって、整理の目的が明確になり、取り組みやすくなります。
家財品の整理には、使用頻度や思い出の品など感情的な物を考慮しながら、整理することも大切です。
使わないものや必要のないものを見極めることから始めましょう。
不要なものは処分する、まだ使うと決めたものは整理する、他の場所に移すなどの選択肢があります。
さらに、部屋ごとに家財品を分類し、似たもの同士をまとめてみましょう。
例えば、衣類や本、雑貨などです。
そして、それぞれの家財品の使い道や、自分にとって必要なものなのか?などの価値を考え、優先順位をつけてみてください。
こうすることで、どこから始めればよいかが見えてくると思います。
◆ 大切な思い出の品は、どうするか?
思い入れの強いをもの、思い出が詰まった品を整理するのは、とても難しいかもしれません。
思い出が詰まっているものは、おひとりおひとりの人生が詰まった大切なトキメキ。
それらを処分するって、大切な思い出さえも処分してしまったような気がしますよね。
しかし思い出が詰まった品の片づけは、過去を捨てる作業ではございません。
私たちにとって大切なのは「過去」ではなく「今」を大切に生きること。
「今」大切に思える品だけを残しましょう。
迷いがある場合は、大切な思い出が詰まった品の価値やご自分の感情と向き合いながら、品物との別れをスムーズにするストーリーを考えてみましょう。
例えば、写真を撮って思い出を残すことや、特別な品をひとつだけ保存することで、片付けの際の心の整理を行うことができます。
◆ 捨ててしまう前に不用品の買取査定
実家の片付けを行っていると、処分するともったいないものが、たくさん見つかるかもしれません。
なかには高値で売れるものもあるため、実家に眠っていないか意識して探してみましょう。
ブランドものやジュエリーといった貴金属の高価なものでなくても、買取れる場合もあります。
当店でも、動かない50cc原付バイクや数年使った洗濯機を買取っています。
実家の片付けで出てきた不用品の売却を検討されている方は、ぜひ当店にご相談ください。
片付け時に出た不用品の買取額を作業費用に充てて、最終的なお支払い額を減らすことも可能です。
幅広い品目を買い取らせて頂きますのでお気軽にご相談ください。
◆ まとめ
今回は、実家の片付けを行う基本的な重要ポイントについてご紹介しました。
実家を片付けるメリットは、
「片付けの手間を防ぐ」、ご両親の「怪我を未然に防ぐ」、大切なものの「紛失を防ぐ」、などですが、ご両親か元気なときに行う生前整理を兼ねた実家の片付けの場合は、ご両親が実家で安全に過ごされるために、まずは危険な場所をなくすことを目指して片付けを行われてみてください。
また、ご自分で行うか、業者に頼む必要があるか?迷われている時のポイントですが、
- 実家の間取りや部屋数
- お部屋の状態(足の踏み場がないほどの床に散乱しているゴミ屋敷状態になっていないかなど)
- 一緒に片付けてくれる協力者が数名いる
などが見極めのポイントになります。
実家や空き家の片付けをしたいが、両親が使っていた家財道具が多すぎて何から始めていいのか判らない・・・ズルズル引きずってしまい、いつまで経っても片付けが進まない。
などでつまずかれている場合は、今回ご紹介したポイントぜひ参考にされてください。
また、ご自分で行えるか?業者にお願いするべきか?迷われている場合も、私たちが適切にアドバイスしますので、お気軽にお問合せくださいね。
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