【プロしか知らないリアルな実家の片付けノウハウ】最初に行うこととは？

2025年3月7日 2025年3月7日

ホームサービス松本店

こんにちは！
不用品回収・片付け・整理業　長野県松本市　ホームサービス松本店です。

日頃より弊社に片付け依頼をしていただき誠にありがとうございます。

実家の片付けは自分の家を片づけるのとは勝手が違います。
急にそんなこと言われても、人生において空き家になっている実家を片づける機会はそうそうないですから、困りますよね。

では何年も空き家になっている実家を片づける場合に、まず最初にすることは何でしょう？

片っ端から片付ける
家具を出す？
貴重品がないか確認？

残念ながら、この中に正解はありません。

実は、「ご近所の方々へのあいさつ」です。

ご近所の方々は、あなたが考えている以上に空き家に対して敏感です。
空き家は治安や安全面に著しく影響を及ぼします。
大げさではなく生命の危険すら感じるご近所さんもいらっしゃるでしょう。
やみくもに片づけをすればいいわけではないのです。

今回より7回に分けてプロだからこそ知りうるノウハウをご紹介していきます。

1. ◆　まずはご近所へのあいさつから
2. ◆　水道と電気を復旧させる

◆　まずはご近所へのあいさつから

戸建て・集合住宅を問わず、近所の人たちは皆さんが思っている以上に、空き家に注目しています。
とくに治安、安全面が心配だからです。

そのことを念頭に置いて実家を長期間にわたって空き家にしていた場合、作業を始める前に、まず最初に行うべきことがあります。
それは、ご近所へあいさつしてまわることです。

私たちも依頼を受けた先で作業に入る前には、ご近所へあいさつしてまわります。

作業用の車を長時間とめたり、大きな音が出たりすることもありますので、「作業をするのでお騒がせします。何か問題があればおっしゃってください」と伝えます。

皆さんの場合も同じ言葉でよいでしょう。
実際にはほとんどの方が、「引っ越しですか？」とお聞きになります。
以前も触れましたが、空き家がどうなるのか、ずっと心配していたからです。
「解体するのか？」「誰が住むのか？」とても気になっていたのです。

作業することばかり気をとられてしまい、みなさん、ご近所への挨拶を忘れがちですが、一番の重要なポイントです。

◆　水道と電気を復旧させる

ご近所へのあいさつとともに準備しておかなければいけないのは、水道と電気の復旧です。

台所周りを片づけるときは、必ず醤油やソースなどの水物が出てきます。
水道が通っていないと台所は作業ができないと言っても過言ではありません。
片づけを進めるうちに、水を使って取り除きたい汚れが出たり、手を洗ったりもしたくなります。

また、照明がついていない暗い状況では屋内の作業はできません。
たとえ日当たりのよい部屋でも陰になる場所はありますし、作業当日、天気が良いとも限りません。
よく見えない中での片付けは危険です。
掃除機などの器具も使いますので、電気は復旧させておいてください。
そうして、水道と電気が使えると、トイレが使えるようになります。

これでようやく片づけの準備が整ったと言えるでしょう。

Point

近所への気配りを忘れない。
水道と電気を復旧させることを忘れない。

【出典】著者：内藤久　図解　親ともめずにできる　これがリアルな実家の片付けです。　ディスカヴァー，2017，P.80　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

実家や空き家の片付けをしたいが、両親が使っていた家財道具が多すぎて何から始めていいのか判らない・・・ズルズル引きずってしまい、いつまで経っても片付けが進まない。

また、
ご自分で行えるか？
業者にお願いするべきか？など、
迷われている場合も、私たちが適切にアドバイスしますので、お気軽にお問合せください。